◆当院はAKA博田法(関節運動学的アプローチ療法)による痛みの治療を得意としています。(AKA博田法とは大阪大学の博田節夫先生が開発された骨格治療です。詳しくはAKAJapanのホームページへ)
◆AKAは一言で言うなら骨格における力の均一分散システムの故障を直す治療法です。骨は体の隅々まで力を伝えています。関節は力の方向を変化させて、そのカをバランス良くその場所場所に合った力に分散して伝えます。関節が故障するとそれが出来なくなり、必要のないところに力が集中したりします。すると痛みを生じたり、または関節が炎症を起こして遂には変形したりするのです。
◆そのようなときの痛みの症状は、人によってどこに出てくるか分からないので、本人には突然理由も無いのに痛くなったと感じられます。痛みが内臓からのものなのか、骨格からの痛みなのかさえも区別がつかず、CTやMRIなどの高額な検査をしてしまうことも多いのです。それによって診断がつけば良いのですが、診断もつかずに痛みだけが続いて困り果てる場合もあります。
◆腰痛、膝痛、肩痛、頚部痛などのほとんどは、そういう力の不均衡から発生する痛みです。それが何年も続いて骨が変形してからレントゲン写真を撮ると「あっ!ここに変形がありますね。ここが痛いのです。」と診断されますが、実は何年も前から骨の変形の準備状態が作られているのです。
◆ほとんどの方が「年を取れば、みんながあちこち痛くなるものだ。」と、決めつけて考えていますが、実は痛くなるのにも隠れた理由があるのです。
◆当院では骨格の力学から痛みの理由を考えます。それによってより正確に現状を理解して良い治療ができる様に努力しております。